交渉による回収

続いて、自力で相手と交渉するシンプルな方法について説明致します。自力で相手と交渉する場合、基本は「次から次へと手段を変える」事です。交渉による売掛金回収は、しばしば停滞します。こちらとしては当然、売掛金を支払うようにという主張をしますが、相手も余裕がないため支払うことができない状態だからです。無い袖は振れず、この両者の主張は、どれだけ交渉が長期化しても決して変わりません。両者の主張が膠着状態に陥った場合は、速やかに交渉方法を変えましょう。

自力で相手と交渉する場合、その手段としては以下のようなものがあります。基本的なものでは、電話越しに交渉する、督促状を自作して送付する、内容証明郵便を送付するなどです。それでも支払いがされない場合は相手の会社で交渉する、こちらの会社に相手を呼ぶ、相手の自宅に訪問するなどの手段も考えられます。ただし、くれぐれも違法行為のないように穏便に話し合いをしてください。一言で「交渉」と言ってもその手段は様々です。交渉が停滞したら、思い切って手段を変えましょう。

ところで、実際に相手と対面して交渉する場合に役立つテクニックをご存じでしょうか。紹介致します。そのテクニックとは、「相手との会話中に突然黙る」事です。こうする事により、相手はひどく動揺します。動揺した相手は、こちらにとにかく喋ってもらいたいがために色んな事をあれこれ次から次へと喋ります。そのうちに相手は、うっかりとこちらに有利な情報を漏らしてしまうのです。こちらは黙っている間、こっそりと相手の言う事をメモしておきます。そうすると、後々の交渉でこちらが非常に有利になるのです。